正社員からパート社員へ -2023年上半期の就業形態、雇用形態別の状況-

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厚生労働省が公表している令和5年上半期の就業形態、雇用形態別入職と離職の状況

一般労働者の入職者は「雇用期間の定めなし」が多く、離職者も同様に多い。

一般労働者の入職者数は「雇用期間の定めなし」が 2,101.8 千人、「雇用期間の定めあり」が 712.7 千人で、「雇用期間の定めなし」の入職者数が多い。
一般労働者の離職者数は「雇用期間の定めなし」が 1,965.0 千人、「雇用期間の定めあり」が 578.7 千人で、「雇用期間の定めなし」の離職者数が多い。

パートタイム労働者の入職者は「雇用期間の定めあり」が多く、離職者も同様に多い。

パートタイム労働者の入職者数は「雇用期間の定めなし」が 898.1 千人、「雇用期間の定めあり」が 1,296.6 千人で、「雇用期間の定めあり」の入職者数が多い。
パートタイム労働者の離職者数は「雇用期間の定めなし」が 572.8 千人、「雇用期間の定めあり」が 1,393.4 千人で、「雇用期間の定めあり」の離職者数が多い。

一般労働者の入職者数は減少し、パートタイム労働者の入職者数は増加した。


前年同期と比べると、入職者数は一般労働者で減少、パートタイム労働者では増加し、離職者数は
一般労働者の「雇用期間の定めあり」以外の区分で増加した。

男性の一般労働者が減少し、パートタイム労働者が増加。

女性は一般労働者の入職が減少し、パートタイム労働者の入職が増加したが、離職者は「雇用期間の定めなし」が増加した。

【独り言】一般労働者からパートタイム労働へのシフトが進んでいるが、労働者にとってはデメリットも多い。短期契約や派遣のようなパートタイム労働での不安定な雇用が増え、賃金水準の低下も懸念される。

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メーカーに入社後、営業、事業企画、人事などの業務に携わる。新卒と中途採用業務の経験を踏まえ、就職や転職者等向けの情報を発信しています。

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