厚生労働省が公表している令和2年転職者実態調査の概況
転職者がいる事業所が転職者の採用にあたり重視した事項は、「人員構成の歪みの是正」の割合が最も高い。
令和2年 10 月1日現在で、転職者がいる事業所が転職者の採用にあたり重視した事項(複数回答)をみると、「人員構成の歪みの是正」とする事業所割合が 43.8%と最も高く、次いで、「既存事業の拡大・強化」が 42.0%となっている。
「人員構成の歪みの是正」を重視する割合が最も高い産業は、「不動産業,物品賃貸業」
令和2年 10 月1日現在で、産業別にみると、重視した事項を「人員構成の歪みの是正」とする事業所割合の高い産業は、「不動産業,物品賃貸業」が 56.4%、「鉱業,採石業,砂利採取業」が 55.8%、「生活関連サ-ビス業,娯楽業」が 51.9%である。
事業所規模別にみると、「既存事業の拡大・強化」、「新規事業分野への進出」、「新技術の
導入・開発」、「人員構成の歪みの是正」、「組織の活性化」では、おおむね、事業所規模が大
きいほど事業所割合が高くなっている。「特に意識しなかった」では、事業所規模が小さいほど
事業所割合が高くなっている
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